【国内産・外国産別】レモンの洗い方5選
どうも!最近お水をたくさん飲むように心がけている、ぱんつねずみ(@pantunezumi)です🐭
今回は、「レモンの皮の洗い方」について詳しくご紹介していきます!
レモンといえば、皮ごと使うことも多いため、「しっかりと洗っておきたい!」という方も多いのではないでしょうか?
この、レモンの洗い方なのですが
・外国産か国内産か?
・使われている農薬は何か?
で、洗い方が変わってきます。
なので今回は、産地別・農薬別にレモンの正しい洗い方をご紹介していきたいと思います♪🐭
洗い方を知る前に、レモンに使われていることが多い薬剤を知っておこう!
先ほどもご紹介したように、レモンは使われている薬剤によって洗い方が変わってきます。
なのでここでは、「レモンに使われている薬剤の種類」をご紹介していきます。
これを知っておくと、レモン選びの参考にもなるので、知らない方はぜ読んでみてもらえたら嬉しいです♪
①国内産レモンの場合
まず最初にご紹介するのは、国内産レモンの場合です。
国内産レモンの皮には「ワックスブルーム」と呼ばれるものと「農薬」が使われていることが多いです。
それぞれ、どんな役割があるのかご紹介していきます。
ワックスブルームとは?
国産の「無農薬」と表示されているものを購入しても、レモンの皮に付着していることがあるのが、この「ワックスブルーム」です。
白い粉のようなものが付着していたら、それがワックスブルームです。
ワックスブルームは、レモンさんが自分の体を害虫や乾燥・紫外線から守るために分泌しているもので、レモンだけではなく色々な野菜や果物から分泌されています。
これは、農薬のように、人間が人工的に塗布したわけではなく、天然の成分なので「口にしても問題はない」と言われています。
ですが、ワックスブルームが残ったままのレモンを口にすると、舌触りが悪く、味も落ちてしまうと言われています。
なので、必須ではないですが、洗い落とすのがオススメです。
農薬とは?
国産のレモンでも使われていることがあるものとして、2つ目にご紹介するのは、農薬です。
農薬とは、畑で栽培しているときに、虫に食べられたり、病気になってしまわないように使われている薬剤です。
国内産の場合でも、「無農薬」と表示されていなければ、農薬が使われているということになります。
農薬は、水でさっと洗い流すだけでは落ちないので、正しい方法でしっかりと洗ってあげることが大切になってきます。
②外国産レモンの場合
外国産レモンの場合も、「無農薬」と表示されているもの以外は「ワックスブルーム」と「農薬」が使われています。
そして、それに加えて外国産レモンに使われていることがあるのが「防カビ剤」と呼ばれているものです。
防カビ剤とは?
防カビ剤とは、外国から輸入されるレモンに使われています。外国から日本までの長旅の間、レモンさんにカビが生えてしまったり、腐ってしまうのを防ぐために使われている薬剤です。
「防ばい剤」や「防黴剤」と表示されていることもあります。
防カビ剤も、農薬と同じように人工的に塗布されたもので、しっかりと洗い流すことが大切です。
国内産の物には使用されておらず、外国産の場合でも、防カビ剤が使用されてないものは、しっかりと表示されているので、ぜひチェックしてみてくださいです。
↑ぱんつねずみがスーパーで購入した、防カビ剤不使用のレモン。
しっかりと防カビ剤が使用されていないことが書かれています♪🐭
レモンを購入する際にチェックしておきたい項目
これらを踏まえて、レモンを購入する際には以下の項目をチェックしてみてくださいです♪🍋
①の場合…水で洗う・塩で洗う・食器用洗剤で洗う
②の場合…塩で洗う・食器用洗剤で洗う・食用の重曹で洗う
③の場合…塩で洗う・食器用洗剤で洗う・食用の重曹で洗う
④の場合…皮を剥いて使う・茹でこぼしを行う
【方法別】レモンの洗い方
ここからは、洗い方について詳しくご紹介していきます。
使われている薬剤によって洗い方が変わってくるので、使われている薬剤がわからない方は、1つ前の項目に戻って、使われている薬剤を確かめてからみてみてくださいです♪
①水で洗う方法
農薬不使用の国産レモンの場合は、水で洗うだけでもOKです♪
しかし、ワックスブルームが使われていることがあるので、気になる場合は塩や食器用洗剤で洗ってください。
先ほどもご紹介したように、ワックスブルームは天然のものなので、口に入ってしまっても無害です。
②塩で洗う方法
次にご紹介する方法は塩で洗う方法です。
ワックスブルームが気になる場合・防カビ剤は使われていないけれど、農薬が使われている場合は、塩で洗ってください。
洗い方は、とっても簡単で3ステップで終わります。
・塩を多めに手に取り水を少し含ませる
まずは、塩を多めに手に取り、水を少し含ませておきます。
画像は見やすいようにピンクソルトを使用していますが、粗塩ならどんなものでも大丈夫です。
・塩でレモン全体ををよくこする
両手の手のひらでレモンを包むようにしながら、レモン全体をよくこすっていきます。
・流水で洗い流す
最後に、流水でよく洗い流したら、塩洗い完了です♪🐭
③食器用洗剤で洗う方法
塩洗いと同じように、ワックスブルームが気になる場合・防カビ剤は使われていないけれど、農薬が使われている場合は、食器用洗剤で洗う必要があります。
食器用洗剤を食べ物に使って大丈夫なの?と思っている方も多いかもしれませんが、多くの食器用洗剤には、用途として野菜や果物などの洗浄も含まれています。
なので、洗剤の表示を確認してから使ってください。
ちなみに、塩で洗った場合は、食器用洗剤で洗う必要はありません。
なので、食器用洗剤で洗うのが心配な方は、塩を使った方法がオススメです。
それでは早速、食器用洗剤で洗う方法をご紹介していきます。
・スポンジに洗剤をつける
まずは、食器用洗剤を食器を洗うときと同じように洗剤に取り、にぎにぎしてあわ立てておきます。
・レモンをスポンジでこするように洗う
レモンの皮をスポンジでこするようにギュッギュと洗っていきます。
しっかりと全体を洗ってください。
・流水で洗い流す
最後に流水でしっかりと洗い流していきます。
洗剤が残らないように、しっかりと洗い流すことが大切です。
④食用の重曹で洗う方法
4つ目にご紹介する方法は、食用の重曹で洗い流す方法です。
ワックスブルームが気になる場合・防カビ剤は使われていないけれど、農薬が使われている場合に効果があります。
洗剤は食器用の洗剤で大丈夫でしたが、重曹の場合はお掃除用ではなく、食用の重曹で洗う必要があります。
・ボウルにレモンがつかるぐらいの水を入れる
まずはボウルにレモンが浸るぐらいの水を入れていきます。
そして、そこに大さじ1の食用重曹を入れます。
よく水と重曹を混ぜてから、レモンを入れてください。
・1分間つけておく
そのままの状態で1分間つけておきます。
長時間重曹につけてしまうと、レモンに含まれる栄養まで外に流されてしまうので、しっかりと時間を計っておくことが大切です。
・流水で洗い流す
最後に、ボウルからレモンを取り出して、重曹がなくなるまでよく洗い流したら完了です♪
⑤茹でこぼしを行う方法
最後にご紹介する方法は、「茹でこぼし」と呼ばれている方法です。
外国産の場合で、防カビ剤が使われている場合は、「茹でこぼし」を行う必要があります。
防カビ剤は皮の表面だけではなく、中まで浸透してしまうので、皮まで使用する場合には、必ず必要な作業になります。
これまでの方法に比べて少し手間はかかってしまいますが、詳しくご紹介していきます。
・お鍋でお湯を沸かす
まずは、お鍋にレモンがつかるよりも少し多めにお湯を沸かします。
・レモンを入れてお箸で転がす
レモンを沸騰したお湯に入れて、お箸で転がしながら1分間煮ます。
お湯を捨てて、最後に流水で洗いながらレモンを冷やします。
この工程を2回繰り返したら完了です。
皮だけ使いたい場合は、皮を剥いて皮だけを沸騰したお湯の中に入れて15分煮ていきます。
皮をザルにあげて、流水でよく洗いながら冷やします。皮だけの場合もこの工程を2回繰り返して完成です。
レモンの洗い方を知って、皮まで使おう!
今回は、使われている薬剤別に、レモンの洗い方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
レモンに使われている薬剤を知っておくと、レモンを購入する際にもとっても役立ちます。
レモンの皮には、栄養も豊富なので、ぜひしっかりと正しい方法で洗ってから、レモンを皮まで使ったお料理を楽しんでみてはいかがでしょうか( ´ ▽ ` )
またねっ♪🐭